「なんだかわからないけど生きづらい」
「友人といても恋人といても相手を疑ってしまう、なにが原因かわからない」
そんな漠然とした悩みを抱えている人は多いと思います。
私は今までの人生、かなり生きづらかったです。
いや、未だに生きづらいですね。困ってます。苦しいです。
友人といても、恋人といても、相手を疑って勝手に傷ついて。
その原因はズバリ「自己肯定感が低いこと」にあります。
自己肯定感とは、「自分は自分でいいのだ」「自分の存在にはなにがあろうと揺るぎない価値がある」と(潜在的に)思えることです。
オリジナルの自己肯定感の高さチェッカーも作りました。
この記事を読んで頂くと、「自分の自己肯定感が高いかどうか」と「自己肯定感を上げる手法」がわかります!
とーー
自己肯定感とは
自己肯定感とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心、自己存在感、自己効力感、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。 ウィキペディア
要するに、自分は自分でいいと思えることですね。
あなたは自己肯定感、高いでしょうか?低いでしょうか?
自分がどうなのかわからない方もいらっしゃるかもしれないので、以下に「自己肯定感高さチェッカー」を作ってみました!
自己肯定感高さチェッカー
全20項目です。いくつ当てはまるか数えてみてください。
- 自分に自信がない
- 人の悪口を言ってしまう
- 周りの目を過剰に気にする
- 恋人を束縛する
- なんとなく生きづらい
- 人との距離感がわからない
- 友人と解散して一人になると悪口を言われるのではないかと思う
- 怒りっぽい
- 傷つきやすい
- 人と自分を比べてしまう
- 落ち込みやすい
- 会話を途切れさせないために話題提供に必死になる
- 言わなければよかったと後から後悔することが多い
- 他人を妬む・羨ましいと思うことが多い
- 上から目線になってしまうことが多い(マウントを取りがち)
- 自慢をしてしまう
- 他人の間違った考えを知ると正したくなる
- 困っている人におせっかいを焼きがち
- 3日坊主
- 自分で決めたことが守れない
どうでしたでしょうか。
当てはまった数が
1~5つだった方 :自己肯定感高いですよね!?うらやましい限りです(あ…また妬んじゃった…)
6~10つだった方 :自己肯定感は低いけど、対処している方なのかな。
11~20つだった方:自己肯定感間違いなく低いですね…仲間!(仲間を見つけると過剰に喜ぶのも自己肯定感低い人の特徴です…笑)一緒に少しずつ改善していきましょう!
私ですか?20個全部です!!(爆発)
たくさん当てはまったから悪いわけではありません。
中には長所もあると私は考えています。
そして、悪いと自覚しているところに関しては、少しずつ少しずつですが、そうではなくなってきています。
それは、上記のような行動を取ってしまう理由を自分自身の中に見つけて、対策を取るようになってきたからです。
どういうことかと言うと。
例えば、悪口を言いそうになったタイミングで「なぜ私は悪口を言いたくなっているのか、悪口を言うことでなにが改善するのか」と考えます。
怒ってしまった後に、「なぜ私は怒ったのか、怒らなくて済む方法はないのか」を客観的に・冷静に考えるのです。
このように自分の思考を思考することを「メタ認知」というのですが、自己肯定感を高めるのに非常に有用です。
なぜなら自分の感情のコントロールができるようになるからです。
メタ認知に関する詳しい話はコチラ(執筆中)
(悪口を言っちゃだめだった!私って相変わらずダメ!」「また怒ってしまった。私って本当に…」という自分を否定する思考は自分の自己肯定感をさらに下げます。悪口を言いたくなった自分の気持ちを尊重しましょう)
原因と対策
では早速、ひとつメタ認知してみます。
「2.人の悪口を言ってしまう」
ついつい悪口を言ってしまう、誰しもあると思います。
私が他者の悪口を言う原因を自分自身の中に探してみると、その多くは、「自分が正しいこと」を他者にアピールするためということに気づきました。
例えば、私は会社の先輩の悪口を言いたくなることがよくあります。
私のことを理不尽に説教してくる先輩です。そのくせ仕事はきちんとしない。そのことを私は不満に思っています。
なので「あの人は仕事をしないくせに私に説教をしてくる!」と家族や友人に不満を漏らします。
そして、家族や友人に「それはひどいね」「なんて先輩だ!」と共感してもらうことで満足します。
共感=あなたは正しいよ、と言ってもらっているのです。
「私のこの批判的な気持ちは間違っていなかったのだ、私は正しい、先輩は間違っている」と安心感を得ているのです。
自分自身が正しい自信がないので、他者に判断をゆだねているとも言えます。
ただ、ここで一歩踏み込んで考えたいのは、「人に悪口を言うことで得た安心感になんの意味があるのか」ということです。
悪口を言ってしまったことでさらに自分を責め、自分を嫌いになっては自己肯定感は下がる一方です。
だから、「悪口を言うということ」の意味を考えます。
「悪口を言いたい!」と思ったら、「あ、私は共感されることで安心感を得たいのだな」と思考します。
客観的に今の自分の心理状態を考察するのです。
私が「先輩を嫌だ」と思った、という事実は誰からも否定される筋合いのないことです。
人から共感されるまでもなく、その感情は尊重されるべきで、嫌なら嫌でよいのだと思います。
そして、その状況をどうしても変えたいのなら悪口を言っても仕方ありません。
まず、悪口を言いたくなったら「ああ、嫌な思いをさせられたね、嫌だね、ああいやだいやだ」と自分の気持ちをまず受け止めます。
他者に共感を求めるのではく、自分で共感してあげます。
次に、「何が嫌だったの?」と問いかけます。
そうすると、「私を説教してくることと、仕事をきちんとしないこと、がいや!」と私は答えます。
客観的な私が、「説教されるとどうしていやなの?」と問うと、
「話が長すぎて時間のムダだし、いつも指摘が的外れで聞いていられない。」と答えます。
そこまでくれば、対策が見えてきますよね。
「次回からは話があると言われたら10分でお願いします、と言おう!的はずれなのは自分でわかってるのだから聞き流そう!10分くらい仕方ない!」
と思うことができます。かなり気持ちが楽になりました。
そうなんです、他者に悪口を言うのではなく、自分自身と相談する、とても建設的なんです。
「自分が共感してくれれば、自分さえわかってくれればよいのだ」と思ってみてください。
もちろん最初はモヤモヤします。
ついつい人に言いたくなります。
でもだんだんと、悪口を言おうとする度に「悪口を言うことの意味」を考える癖がつきます。
悪口を言うのではなく、建設的な、次に活かせる考えが浮かんできます。
これが、自分の感情をコントロールする、ということです。
もちろんいまだに愚痴を吐き出したくなることはあります。
嫌な思いをするとついつい言ってしまいます。
ただ、「悪口を言わないための努力をしている」と思えることが自己肯定感を上げるためには大事なのです。
(ひとつ補足ですが、すべての悪口が「共感を他者から得るためのもの」だとは思いません。その都度その都度、自分の中から湧き出た負の感情と向き合っていけばいいのだと思います。)
自分の感情をコントロールすること、これが自己肯定感を上げるための一番の近道です。
まとめると
です。
自己肯定感チェッカー20項目全てに関して、私のメタ認知した結果とそのときの感情、対策を記述しました!
自分の当てはまった項目、確認してみてください!(執筆中、ごめんなさい)
とーー
今日も読んで頂きありがとうございました。