- 自己肯定感が低いメリット
- あなたの性格の長所
悩めるママ
自己肯定感が低いと生きづらいですよね。人を妬んで、勝手に傷ついて…
でもよく考えてみたら自己肯定感が低いからこそステキなところあなたにもたくさんあるんです。
ざっくり言うと以下の3つのように。
- 共感性が高い
- 人の弱さが理解できる
- 人に嫌われないために頑張れる
この記事を読めば自己肯定感が低いメリットがわかり、自分の新たな魅力に気づけるはずです。
とーー
自己肯定感が低いメリット①他の人の痛みや、行動の原因を理解できる
自己肯定感が低い人は、傷つきやすいです。 だからこそ、人のことを傷つけない努力を人一倍します。
とーー
どういうことか、具体例とともに解説していきますね。
自己肯定感の高い人は共感性が低い(場合がある)
自己肯定感の高い人。彼らは心が鋼でできています。我々とは脳ミソの構造が違います。
例えば、悪口を言われたり、マウントを取られたとしても
そんな相手に時間を割くだけムダ、そんな心ない相手の発言に頭を悩ませることがムダ、気にするに値しない。
そういう発想です。
そのため、例えば「悪口言われちゃった」「嫌なことされちゃった」って自己肯定感の高い人に相談すると、
「そんなことでなんでクヨクヨするの?気にしなきゃいいじゃない!」ってアドバイスがくるのです。
それができたら苦労しないんだよおおおおおおおおおおおって話ですよね。
自己肯定感の低い私たちは思うわけです。
とーー
ところが、私たちが同じような悩み相談を受けたらどうでしょう。
「うああああ、それは嫌だったね、私もめちゃめちゃ悩んじゃうな、気になっちゃうよね、ううううん」
あたかも自分が同じ立場に立ったかのように共感し、話を聞くことに徹するでしょう。
愚痴や悩み相談というのは、共感してほしい、受け止めてほしいという気持ちに由来しています(女性の場合特に)。
だから、この、痛みに共感して傾聴しようとする能力が、自己肯定感の低さ故にあなたに備わってるとしたら、それはそれは素晴らしい長所だと思うのです。
人生がしんどい人の気持ちが手に取るようにわかる
話は変わって、もうひとつ例を。
人の悪口ばかり言ったり、マウントばかり取ってくる人いますよね。いじわるとかしてくる人。
結局、そういう人は自身の自己肯定感の低さを認めず周りに害をなす、自己肯定感の低さの悪いところを集めた最終形態のようなものだと私は思っています。
自分の人生に満足してないから、自分の人生がつまらないから、他人にも嫌な思いをさせたい。辛いのが自分だけなんて嫌だから、周りも巻き込みたい。他の人だけ幸せなんて許せない。
あの人ばっかりいい思いをして妬ましい。私の方が実力があるのに。
そういう思いが根底にあると思います。
その理解ができるのは、私も自己肯定感が低いから。隣の芝は青く見えるし、幸せそうな人を妬ましいと思う気持ちがあるからです。
妬んでしまうこと自体は仕方ありません。この気持ちはなかなか消せない。でもだからといって束の間の満足を得るために、他人を攻撃してはいけないと思います。
そして、攻撃している側に問題があり、攻撃されている側に問題がないことは一目瞭然です。
仮に息子がいじめられたとして。まずは、息子が嫌なことを相手にしたのではないか、ということは聞くし、原因が息子にある可能性も検討するけども。
でも、いじめてきた相手の心になにか闇があるのであって、あなたはあなたのままでいいんだよ、と息子に自信を持って伝えることができます。
いろんな人の気持ちや言動が理解できるってすごく強みだと思います。自分に悪意を向けてきた人がいても、それは私の問題ではなく相手の問題だとわかるからです。
もちろん、日ごろからきちんと生きていなければ、自分の問題かもしれない、と思う要素が増えてしまいます。だから、挨拶をきちんとする、困っていたら手助けをする、そーゆー人として基本的なところをきちんとしたいと思っています。
自己肯定感が低いメリット②:空気を読む、気を使う
自己肯定感の低い人は過剰にこれを行う人が多いですね。
誰よりも飲み会でお酌をする、いわゆる太鼓持ちですよね。
こんなことを言ったら嫌われるのではないか、と過剰に考え、人の話を聞くに徹して自分の意見はあまり言わない人もいます。
とーー
常にみんなに飲み物がいってるか気を配り、なくなったと思えばメニューを持っていく。
はたまた、人の話を聴くに徹するタイプ、悩み相談するのにもってこいですよ。考えて考えて、これなら言ってもいいと思える優しい言葉しか出てこないから、話をした側は話をしてよかった、と思える。
ところがですよ、自己肯定感の高い人はこれをしません。する必要がないから。そんなことで評価を上げなくても、私はこの世に存在していいという確固たる自信があるから。
彼らのマイペースさ、天上天下唯我独尊感といったらありません(個人差はもちろんあります、みんながそうとは思いません!すみません!)。
だから、あなたの周りを気にして気を使いすぎちゃうところ、もちろん疲れるとは思うけど、周りからしたらありがたいことなんです!
あなたみたいな人がいなければ社会は円滑に回っていきません!!!よっ!社会の潤滑油!!
ということで、自己肯定感が低いゆえに気配り上手なのだから、バリバリ長所だと思うのです。
自己肯定感が低いメリット③:人の役に立とうとする
私はいつも電車で座席に座っているとき、周りに席を譲った方がよさそうな方がいないか目を光らせています。
道に迷ってる人がいたら、声をかけて、一人でももう確実にたどり着けるだろうな、と思えるとこまで道を案内します。
迷子がいたら、絶対に声をかけます。親御さんのところまで絶対に連れていきます。
ふと、ここまでしてる人ってあんまりいないなってことに気づきました。
自分のやってることが過剰だな、ということにも。自己満足だ、と思われる人もいると思います。
結局これも、自己肯定感の低さに起因しています。
人から感謝されたい、この人のお陰で助かったと思われたい、ひいては、この世界に必要な存在であることを証明したい、そういう思いです。
とーー
でも、席を譲って嫌な顔をされたことはありません。感謝してもらえます、喜んでもらえます。
この間道案内をしたときは「ここまでついてきてくれてありがとう」と言われました。
迷子をお母さんのところに連れて行ったときは、お母さんは本当に安堵した顔をしていたし、何度もお礼を言われました。
だから、いいんだと思う。役に立ってるもん。自己満足でも、自分のためでも。
まとめ
自己肯定感の低さがあなたの長所でもあるのでは、というお話でした。
どれか1つでも当てはまりませんか!?
まだまだ私が気づいていないだけで、自己肯定感の低さに由来する長所、たくさんあると思ってます。
そんな素敵な自分を少しずつ認めてあげられるといいですね。
読んで頂いてありがとうございました。