シングルマザーってどんなときが辛いの?って疑問に答えます。
日頃は全然辛くないんだよ!幸せだよ!って記事は、コチラとコチラ
離婚を意識し始めて、離婚するまで
私はこの頃と離婚直後が一番辛かったです。
私は離婚を元旦那に持ちかけられてから、4ヶ月ほど、どうにか関係を修復しようとしました。
二人だけの問題ならすぐ離婚でもよかったのかもしれない。でも息子がいるから。息子のためにも、絶対に離婚したことを後悔したくなかったので、やれるだけのことをしました。
一人でたくさんカウンセリングを受けました。そうしているうちに、どんどん離婚に納得がいって、ついに離婚に同意したわけなんですが。
私自身離婚する前までは、「子供がいるのに離婚なんて、我慢の足りない親、子供より自分優先の親」って思ってたんです。
その世間に対する偏見が、自分に向いたわけです。「子供がいるのに離婚だなんて、なんて親なんだ」と。
①息子に申し訳ない ②シングルマザーなんて世間体が悪い。私の心はその二つの考えで占領されました。
どうすればいいのかわかりませんでした。正直、人生において、私は離婚ほど大きな挫折をしたことがありませんでした。(今となっては離婚は私にとって必要で必然だったのだと思いますが…)
「離婚して私はすごく成長できたと思う」はコチラ(執筆中)
どうにかして、死にたいと思いました。布団を被って息を止めたり、富士の樹海について調べたりしました。(息子のことがあるので、そんな無責任なこと、と思い中途半端なことしかできませんでしたが…)
毎日たくさん泣きました。カウンセリングを受けて泣き、不安な将来を憂いて泣き、息子に顔向けできないと泣きました。
そんな泣いている私を生後半年の息子が心配してくれるんです。普段はホニャホニャ泣いてばかりの息子が、私が泣いているときは泣かないんです。
その一方で、元旦那が自分のことしか考えていないことがどんどん明らかになります。
ここまでやったのに、だめだった。もういいや。私が息子を幸せにしよう、そう思いました。
離婚してしばらく
元気に過ごしているつもりでも、ふとした拍子に泣いてしまうことがありました。
友人や会社の人に離婚を報告する度に泣いてしまいました。
ですが、ある尊敬している方に言われたのです。
「今は本当に辛いと思う。それを解決してくれるのは時間だけだと思う。辛い、辛い、としか今は思えないかもしれないけど、半年後、絶対に今と考えが変わっている。少しだけど、楽になってると思う。」
その方は早くに奥さまを亡くされています。奥さまを亡くされたことの方が、私の離婚よりよほど辛いことだろうな、と思いました。なので、頂いた言葉がスッと心に入ってきました。
私はその言葉を支えに、半年が経つのを待ちました。たくさん泣いたけれど、半年待ちました。
私は幸い、結婚していた期間が非常に短かったということもあり、半年後には離婚してしまった、という気持ちが原因で泣くことはなくなりました。
体調不良のとき
近所に身内がいない、頼れる人がいない、シングルマザーさんはご本人が体調不良のときは本当にお辛いと思います。
子供がある程度大きくなれば助けてくれるんでしょうが、子供が小さいうちは買い出しすら行けません。
子供が保育園に行っている場合は日中はなんとか穏やかに過ごせますが、そもそも保育園に連れていくこと自体が大変ですし、帰ってきてからが地獄です。元気な子供の相手をなんとかして、ようやく就寝です…
子供が元気な場合はそれはそれで大変ですが、子供が体調不良に一緒になってしまった場合も大変です。ぐったりしながら子供を病院に連れていき、おう吐などの処理もしなくてはいけません。
こんなときに近くに一人でも頼れる人がいるといいのですが…シングルマザーのシェアハウス、こういうときはすごく良いですよね。
やることが多すぎるとき
これも体調悪いときに起きがちなんですが、ふだんなんとかこなせてる家事、育児、仕事、がなにかのきっかけで1つ崩れると全部ガタガタっとなりますね。
家事もしたくない、子供に笑顔でいれない、仕事では職場に迷惑をかける。
そういう事態になると、何で私はこんなに辛いのに、もう一人いるはずの親はのうのうと独身貴族を謳歌してるんだろうな、一人で子供を育てるプレッシャーやばいな。って感じてしまいます。
そうなんです、やることが多すぎて疲れてくると、私も私の子供も、生きるか死ぬかは私一人にかかってる、頑張らなきゃ頑張らなきゃって追い込まれて、プレッシャーに感じるようになります。それも辛いですね。
育児が大変なとき
本来二人でやるべきことを、なにもかも一人でやってるわけなので、当然辛いときはあります。
まだ私は子育てをはじめて二年程度で日が浅いのですが、イヤイヤ期を一人で対処しなくてはいけない状況にかなり参ってます。
保育園に行っててくれてるときはいいんですね。こちらも仕事もできて、仕事が気分転換になって。子供も保育園が気分転換になりますよね。
先週が正に、母子ともにインフルエンザで地獄でした。1日中家にいなきゃいけなくてイライラする息子、体調悪くてきちんと遊んであげられない私、でお互いピリピリしてしまいました。
あまりにイヤイヤがひどいので、トイレにこもってすこし泣いてしまいましたよ…笑
これからも、育児で息子と衝突したり息子の大きな悩みを一緒に解決したりしていくと思うんですが、その度に一人のプレッシャーが重くのしかかるんだろうなあと思います。
幸せそうな家庭を見たとき
夫婦揃った子連れの幸せそうな家庭を見ると、うっ…ってなります。
離婚直後は本当にこれがきつかったけど、少しずつ慣れてきたかなあ。世の中子連れ夫婦だらけだからね。
隣の芝は青いだけだとは思うんですよ。各家庭、色んな悩みを抱えてて、でもそんなことパット見じゃわからないんですよね。
子供が重い病気とか、認知症の親の介護してるとか、夫婦のどちらかが鬱とか、もう大変なこととか苦労とか上げたらキリがないとは思うんですよ。
でも、はたから見ると幸せそうで、夫婦を継続できてることを羨ましく思うし、これからの人生が明るそうに見えるんですよね。
って、そんなこと言うと私のこれからの人生が暗いのかって話ですけど。暗くない。明るい。生きてりゃいいことある(自己暗示)
うちはまだ息子が小さいので、息子は父親がいないことにすら気づいてないわけですけど。いつか気づいて、なにを言われるのか、なにを思うのか。怖いですね、本当に。
自己肯定感が低いと他人と自分を比べて妬んでしまうので、そうはさせないために息子の自己肯定感創出に全身全霊をかけてるわけですけど。これがまた難しいよ。
子供の自己肯定感と甘やかし(執筆中)
息子が他の家庭を羨ましいと思わないためには、そもそも私が羨ましいと思ってたらダメだよなあ。早く強くならなきゃ。
シングルマザーというだけで偏見をもたれたとき
私自身思ってたんです。離婚する前まで。
シングルマザー?結婚失敗して子供巻き込んでんじゃん、やだねー、と。
もうねー、その考えが幼稚。人生まだ苦労してないんだなあって感じ。人は苦労したぶん人の苦しみがわかるって本当ですよね。
人には人の事情があるんだから、口出ししなくていいよ、って感じですよ。
それはさておき、昔の私と同じ考えの人がたくさんいるんですよね、世の中には。
私も離婚を報告して「え?離婚?軽くない?」と言われたり。
「シングルマザーってモテるんでしょww」と言われたりね。
これは優しさなんだけど、昔からの友人が私の前では新婚生活の話をあまりしてくれなかったり(されまくったらされまくったできついんだけど、されないのも悲しいと言うね)。
変に気を使ってくれる人が増えた。
シングルマザーさんたち、みんななんか嫌なこと言われてるんだよね、誰かしらに。
もうこれは慣れるしかないと思ってます。そういう人とは縁を切っていく。わかってくれる人だけいればいいと思います。
最近保育園に息子が入れたんですが、保育園にもシングルマザーってだけで軽蔑してくる人はいると思います。
だから、せめて、挨拶をきちんと笑顔でするようにしています。あと、深く聞かれない限りはシングルマザーってこと、言う必要もないかなと思ってます。
離婚しても私のことを好きでいてくれてる友達もたくさんいます。大好きなママ友もできました。
私の自己肯定感を上げてくれるステキな友人についてはコチラ
離婚したってあなたのことを大好きな人はたくさんいるから。余計な言葉に惑わされず明るくいきたいですね。
まとめ
確かに辛いこともたくさんありますね笑
でも子供がいるだけで幸せ。
私を理解してくれる友人がいて幸せ。
ご飯がおいしくて幸せ。
幸せって本当に身近に散らばってて、それに気づくか気づかないかだけだと思うんです。
どうしても幸せと思えないなら環境を変える努力をするしかないけれど、今ある幸せたくさん見つけて、挫けない心を作っていきたいですね。
かわいい子供のためにも。